フィールド/フレーム記録方式(読み)ふいいるどふれえむきろくほうしき

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

フィールド/フレーム記録方式

ビデオカメラの記録方式は、情報量の違いからフィールド記録方式とフレーム記録方式に区別される。NTSCでは、1回目は粗く、2回目はその間を埋めるように走査して、合計525本の走査線を描く。この1回の走査面をフィールドといい、1回目と2回目を合わせた525本の走査面をフレームという。1秒間に30枚の画面(フレーム)があるので、60フィールド/秒で描画される。ビデオフロッピーディスクには、通常1トラックに1フィールドを記録するので、1フレームを記録するには2トラックが必要になる。フィールド記録方式のカメラでは、1画像に1フィールドしか使用せず、同じフィールドを2回再生してビデオ出力を行なう。フレーム記録方式の半分の情報量しか記憶できないため、垂直方向の解像度が低下する。

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