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フォーブルドン

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百科事典マイペディアの解説

フォーブルドン

音楽用語。多様な意味で使われるが,14―15世紀のヨーロッパで行われた作曲技法としては,定旋律が最上声部にあり,〈6の和音〉が連続する和声進行。fauxbourdonは〈偽りの低音〉の意。

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世界大百科事典内のフォーブルドンの言及

【ポリフォニー】より

… 声楽ポリフォニーchoral polyphonyが最盛期を迎えたのは15~16世紀のルネサンス時代である。15世紀前半のブルゴーニュ楽派では,イギリスで古くから発展していた3度(当時はまだ不完全な協和音程と考えられ,曲の要所での使用が認められていなかった)の用法と,大陸の複雑な対位法とが融合され,3度と6度の即興的な平行進行からなるフォーブルドンfauxbourdon(フランス語)に代表されるような,流れるような歌唱的旋律と3和音的な響きの豊かさからなる新しいポリフォニーが生まれた。定旋律も従来は低声部に置かれて,楽曲全体を精神的にも構造的にも支配していたが,これが上声に移されることによってバスが自由になり,和音進行にも新たな可能性が生じた。…

【ルネサンス音楽】より

…後者の影響をたぶんに受けて成立したブルゴーニュ楽派は,中世の形式や作曲法を一部受け継ぎながらも,新鮮な感覚と素直な芸術的表現によって,まったく新しい音楽様式を確立し,国際的活躍によってその様式をヨーロッパ各地に流布した。代表的作曲家デュファイはフォーブルドンfauxbourdon技法(3声部の楽曲において,記譜された上・下声部の間隔が6度または8度からなるように作曲されており,中声部は上声部の完全4度下を演奏する。その結果,6の和音の連続が多く生ずる)をはじめとする新しい作曲技法を案出し,定旋律やモティーフで各章の統一を図った循環ミサ曲形式によって代表される均衡のとれた楽曲構成を完成した。…

※「フォーブルドン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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