フーチング

世界大百科事典(旧版)内のフーチングの言及

【基礎】より

…建築物や橋,ダムなどの構造物の自重による鉛直方向の荷重や,地震や風によって構造物に加わる水平方向の荷重を地盤に伝えるための工作物。構造物の下部に広がって設けられる下部構造体(フーチングfootingといい,この部分のみを基礎と呼ぶこともある)と,杭などのように地盤側に設けられる工作物である地業とからなる。構造物の上部構造の荷重は,鋼材やコンクリートでつくられた柱や壁に集約されて支えられており,常時,柱に働いている圧縮力は断面1cm2当り,鋼柱で1000kgf,コンクリート系の柱では数十kgfの程度である。…

※「フーチング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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