ブラーツク・ダム(読み)ぶらーつくだむ(英語表記)Братское водохранилище/Bratskoe vodohranilishche

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブラーツク・ダム」の意味・わかりやすい解説

ブラーツク・ダム
ぶらーつくだむ
Братское водохранилище/Bratskoe vodohranilishche

ロシア連邦バイカル湖から流れ出すアンガラ川上流のダムイルクーツクの北にある。高さ125メートル、長さ1505メートルの重力式ダムと、高さ37メートル、長さ3710メートルのアースフィルダムからなる。貯水容量は1692.7億立方メートルで、世界第4位である。1964年に完成し、最大460万キロワットの水力発電舟航維持目的とする。

[石﨑正和

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android