ヘルレン[川](読み)ヘルレン

百科事典マイペディアの解説

ヘルレン[川]【ヘルレン】

モンゴル北東部の川。ケルレン川とも。中国名克魯倫河。ヘンテイ山脈に源を発し,内モンゴルのダライ・ノール湖(フルン・ノール湖)に注ぐ。全長1264km。流域は古来,モンゴル民族の重要な遊牧地であった。水深浅く,舟運は不便。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヘルレン[川]【Kherlen ghol】

モンゴル高原東部を流れる内陸河。ケルレン川ともいう。ヘンテイ山脈に発し,ダライ湖(フルン湖)に流入する。全長1264km,流域面積約12万6000km2。流域の大半は良好な純草原なので,モンゴル有数の馬産地となっている。またこの川沿いの交通路は北モンゴル中央部を,モンゴルの東部を経て華北,東北方面に結びつける一幹線となってきた。この川の上・中流域は,チンギス・ハーンが出たモンゴル部の居住地の一部であった。

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