ヘロデ・アンテパス(読み)ヘロデアンテパス

百科事典マイペディア 「ヘロデ・アンテパス」の意味・わかりやすい解説

ヘロデ・アンテパス

ギリシア語で正しくはヘロデス・アンティパス。ヘロデ大王の子。父王の死後ガリラヤおよびペレアの領主。妻ヘロデヤ(ヘロディア)にそそのかされたサロメの願いを容れ,バプテスマヨハネを殺させたと伝える。甥(おい)のヘロデ・アグリッパ(アグリッパ1世)に領土を奪われ,ヒスパニアないしガリアに流されて没。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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