ベッコウタケ(読み)ベッコウタケ(その他表記)Fomitopsis cytisina

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベッコウタケ」の意味・わかりやすい解説

ベッコウタケ(鼈甲茸)
ベッコウタケ
Fomitopsis cytisina

担子菌類ヒダナシタケ目サルノコシカケ科。サクラ,ニセアカシアなどの広葉樹の根株上に重なり合って生える。キノコは無柄,傘は半円形貝殻状。横につくと不整形になる。長径は5~20cm,厚さ 0.5~1.5cm。表面は硬い殻となり,初め卵黄色,のちに黄褐色または栗褐色。浅い環紋と放射状の溝がある。下面はコルク質の材木色で,のち灰色または灰褐色となる。細かな円形の孔が密に並ぶ。胞子無色。北海道,本州,九州に産する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む