ベロウソフジャボチンスキー反応(読み)ベロウソフジャボチンスキーハンノウ

デジタル大辞泉 の解説

ベロウソフジャボチンスキー‐はんのう〔‐ハンオウ〕【ベロウソフジャボチンスキー反応】

セリウムイオンを触媒とし、臭素酸によりマロン酸を酸化する化学反応。系内の反応生成物の濃度が時間的、空間的に変化し、溶液の色が同心円状のパターンをもって青と赤の間で周期的に変化する様子が見られる。振動反応化学振動)の代表例として知られる。1950年代に旧ソ連のベロウソフが見出し、のちにジャボチンスキーが再発見し、詳細な検討を行った。ベローゾフザボチンスキー反応ジャボチンスキー反応BZ反応

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android