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ホイットフィールド George Whitefield

世界大百科事典 第2版の解説

ホイットフィールド【George Whitefield】

1714‐70
イギリスのメソディスト教会の伝道者。ホワイトフィールドとも読む。オックスフォード大学でウェスリー兄弟の影響を受け,同兄弟を中心とするメソディスト信仰復興運動の有力な推進者となった。雄弁な説教家であったが,組織家としてはウェスリー兄弟に及ばなかった。神学的にカルビニズムに傾き,大衆性はなかったが,彼の影響は18世紀の信仰的良心の覚醒に深く及んだ。【小倉 義明】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のホイットフィールドの言及

【大覚醒】より

…住民の宗教的自覚を高め,教会の教義や制度に変革をもたらし,社会的・政治的影響も大きかった。信仰復興はニューイングランドではJ.エドワーズの影響で始まり,中部植民地ではオランダ改革派とスコットランド系長老派の間におこったが,1739年イギリスの説教者G.ホイットフィールドが訪れ巡回伝道を開始すると,各地の連携がすすめられた。南部でも50年代から長老派やバプティストの間で運動が広まった。…

【リバイバル運動】より

…教会生活と信仰が形式化したり教条化して単なる慣習や行事に堕してしまったときや,信徒たちが信仰から離れ世俗化して宗教と無関係に生きているようなときに,その不信仰と罪を糾弾し,悔改めを迫り,宗教と信仰に再び立ちかえらせる伝道,特に大衆伝道の形態をとったものを指す。その典型が18世紀前半,アメリカのニューイングランドでおこったいわゆる〈大覚醒〉で,J.エドワーズやG.ホイットフィールドらの説教を中心として始まり,世俗化した植民地に失われつつあったピューリタニズムを復興させ再宗教化した。全国的規模のリバイバル運動はアメリカにおいてはほぼ50年周期でおこっており,1950年代のW.F.グレアムを中心とするものは,冷戦下の政治社会的諸要因からなる複合的な宗教現象でもあった。…

※「ホイットフィールド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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