ホンチー(紅旗)鎮(読み)ホンチーちん(英語表記)Hongqi zhen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ホンチー(紅旗)鎮」の意味・わかりやすい解説

ホンチー(紅旗)鎮
ホンチーちん
Hongqi zhen

中国華南地方,ハイナン (海南) 省,ハイナン島中部,ウーチー (五指) 山南東麓にある町。パオティン (保亭) リー (黎) 族ミヤオ (苗) 族自治県に属する。かつては,トンシー (通什) 鎮と称し,山間僻地であったが,1953年に旧ハイナン (海南) リー (黎) 族ミヤオ (苗) 族自治州の州都となり,州庁のほか,議事堂,民族学院,教員養成学校,文化センターなどが建設された。 1988年ハイナン省の設置とともに独立した自治県に属することになった。また製薬,機械,籐細工煉瓦などの工場もある。北のハイコウ (海口) 市から南のサンヤー (三亜) 市へ通じる自動車道が通っている。

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