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ホーソーン実験 ホーソーンじっけん

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百科事典マイペディアの解説

ホーソーン実験【ホーソーンじっけん】

ヒューマン・リレーションズ論の生まれる契機となった実験。1927年―1932年に米国の心理学者メーヨーらのハーバード大学グループが,ウェスタン電機会社のホーソーンHawthorne工場で実施。

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世界大百科事典内のホーソーン実験の言及

【インフォーマル・グループ】より

…ある目的達成のため意識的に形成された経営体や官庁などの組織において,フォーマルな関係の内部での自生的かつ長期的関係をいう。この存在をはじめて指摘したのは,アメリカのウェスタン・エレクトリック会社のホーソーン工場で1924‐32年に行われたホーソーン実験で,作業能率・生産性と人間関係,監督のあり方と作業者の労働意欲との関係を明らかにした。フォーマルな関係が志向するのは〈能率〉であるのに対し,インフォーマルな関係は,メンバーの社会的関係,是認,友情,威信などの欲求充足のために形成される。…

【科学的管理法】より

…主としてヨーロッパの労働生理学者から寄せられた批判は,テーラー・システムを一面で評価しつつも,課業の設定における疲労度の定量化の必要性を説くもので,その後の労働科学の発達の一原因となった。第3の批判は,労働者を性別・年齢を問わず機械的に定量化・標準化し,情意ある人間として把握していないとするもので,ハーバード大学のG.E.メーヨー,F.J.レスリスバーガーらのウェスタン・エレクトリック社ホーソーン工場での実験(ホーソーン実験,1927‐39)を契機として,労働者の参加と動機づけ(モティベーション)が強調されるようになり,人間関係論(ヒューマン・リレーション),行動科学へと発展することとなった。第4の点についても,業務拡大(ジョブ・エンリッチメント)や,多能工化,さらには分業流れ工程の否定など,のちに多くの試行が行われて現在に至っている。…

【経営・経営管理】より

…その口火を切ったのはG.E.メーヨーをリーダーとする人間関係論,そしてその実践版ともいえる人間関係的管理である。
[メーヨーの〈人間関係論〉]
 ウェスタン・エレクトリック社のホーソーン工場でメーヨー・グループがホーソーン実験(1927‐32)を通して発見した新たな事実と,それに基づいて彼らが一般化した主張の骨子は次のようなものである。従業員は一人一人がばらばらに存在して賃金など物質的刺激の追求を合理的に判断し行動しているといったものでは必ずしもない。…

【公式組織・非公式組織】より

…これに対して,非公式組織(インフォーマル・オーガニゼーション)とは,個人間の接触・相互作用を通して自然発生的に形成されるもので,意識的な構造や制度をもたない社会的結合を意味する。この非公式組織は,アメリカのウェスタン・エレクトリック社ホーソーン工場で1924‐32年,レスリスバーガーFritz Jules Roethlisberger(1898‐ )らを中心に行われた,職場の能率に関する研究(ホーソーン実験)で,作業能率や生産性を高める要因として,その存在が発見されたものである。公式組織との関連でそれをとりあげたのはバーナードである。…

【人間関係】より

… この〈人間関係〉という用語は,実は第2次大戦後,ヒューマン・リレーションズhuman relationsの翻訳語として導入されたものである。それはもともと,産業社会学の有名なホーソーン実験Hawthorne experimentで見いだされた,職場における全人格的な触れ合いの重要性を意味する概念であった。とくに第三者にはみえないようなインフォーマルな関係が生産性に大きく関与していることが明らかにされ,それ以後,企業における人間関係管理が重視されるようになった(人間関係論)。…

【人間関係論】より

…また当時,心理学者たちが行っていた研究,たとえば,K.レウィンらの民主的,専制的および放任的リーダーシップに関する研究なども,このアプローチとみなすことができる。やがてこのアプローチは,第2次大戦後,心理学,社会学および文化人類学を基礎科学とする〈行動科学〉的アプローチに発展したが,〈人間関係〉という概念の形成とその定着にあずかって力があり,さらに〈人間関係的管理〉アプローチの誕生のきっかけをつくったのは,1920年代の後半に行われた有名なホーソーン実験である。 世界大恐慌のさなかに,アメリカのウェスタン・エレクトリック社の主力工場であるホーソーン工場で,作業照明と作業能率に関する研究が行われた。…

【メーヨー】より

…22年にアメリカに渡り,ペンシルベニア大学の研究員を経て,26年にハーバード大学ビジネス・スクールに招かれ,29年から47年まで教授として,調査研究と後進の指導に大きな貢献をした。最初は産業心理学や産業生理学の立場から産業における人間個人の諸問題を研究していたが,ホーソーン実験Hawthorne experimentsを契機に産業における人間関係の分析に研究を発展させた。この実験は,シカゴのウェスタン・エレクトリック社のホーソーン工場で1927年から32年に行われた。…

※「ホーソーン実験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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