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ボーラーン[峠] Bolān Pass

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世界大百科事典 第2版の解説

ボーラーン[峠]【Bolān Pass】

パキスタン西部,バルーチスターン州中央部のブラーフイ山脈中の鞍部にある峠。全長約90kmにわたって起伏する回廊状隘路が続く。最高所の標高は約1800m。道路のほか,鉄道が州都クエッタを経て,アフガニスタン国境部のチャマンイランザーヘダーンまで通じている。内陸アジアインダス平原とを結ぶ交通路上の要衝として,歴史上重要な役割を果たしてきた。先史時代にはインダス文明が発生の当初からこの峠を経由してイラン高原の諸農耕文化と結びついていたとされる。

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