マクドネル・ダグラス(その他表記)McDonnell Douglas Corporation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マクドネル・ダグラス」の意味・わかりやすい解説

マクドネル・ダグラス
McDonnell Douglas Corporation

1997年ボーイングに吸収されたアメリカ合衆国の航空機メーカー。 1967年ジェット戦闘機の生産を主力とするマクドネル (1939設立) と旅客機メーカーの名門ダグラスエアクラフト (1920設立) の合併によって誕生。旅客機部門では 1933年に試験飛行をした旅客 12人乗りのダグラス DC-1,そのエンジン強化型の DC-2を経て,名機とされる DC-3を実現,以来 DC-4,DC-6,DC-7,初のジェット旅客機 DC-8,さらに DC-9,DC-10,MD-90,MD-11などの開発,製造にあたってきた。軍用機ではF-15,F-18戦闘機,F/A-18多目的機などを開発,製造した。ほかにミサイルや宇宙開発システムを生産し,子会社では情報・コンピュータ・サービス業務を行なった。 (→ダグラス DC-3 , マクドネル・ダグラスF-15イーグル )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 DC-3

関連語をあわせて調べる

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む