日本大百科全書(ニッポニカ) 「マジューロ島」の意味・わかりやすい解説 マジューロ島まじゅーろとうMajuro 太平洋中西部、ミクロネシアのマーシャル諸島南東部にある島。マーシャル諸島共和国領。第一次世界大戦後日本の委任統治領となり、第二次世界大戦後アメリカの信託統治領(1990年信託統治終了)になったときからヤルート島にかわって行政中心地となった。マーシャル共和国自治政府成立(1979)後はその首都。東西39キロメートル、南北13キロメートルの環礁で約50の小島からなり、その東端のウリガUliga島に行政機関が、その南隣のダラップDalap島に空港がある。人口2万3676(1999)、2万7797(2011センサス)。[大島襄二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例