マリオ カペッキ(英語表記)Mario Renato Capecchi

現代外国人名録2016 「マリオ カペッキ」の解説

マリオ カペッキ
Mario Renato Capecchi

職業・肩書
生物学者 ユタ大学教授

国籍
米国

生年月日
1937年10月6日

出生地
イタリア・ベローナ

専門
遺伝子

資格
米国科学アカデミー会員, 欧州科学アカデミー会員, 米国芸術科学アカデミー会員

受賞
ノーベル医学生理学賞〔2007年〕,ガードナー国際賞〔1993年〕,アルフレッド・スローン賞〔1994年〕,京都賞(基礎科学部門,第12回)〔1996年〕,フランクリン・メダル〔1997年〕,バクスター賞〔1998年〕,ラスカー賞(基礎医学部門)〔2001年〕,米国国家科学賞〔2001年〕,ジョン・スコット賞〔2002年〕,ウルフ医学賞〔2002年・2003年〕

経歴
ハーバード大学生物学ジュニアフェロー、医学部助教授を経て、ユタ大学教授、ハワード・ヒューズ医科学研究所教授を務める。任意の遺伝子の一部を、変異させた遺伝子と置き換えるジーンターゲティング法を開発。タンパク質生成機構の解明や遺伝子のエンハンサーの発見にも携わった。免疫機構の解明や癌、遺伝病などの研究の発展に貢献。自ら開発したDNA分子を直接細胞核に注入する方法は広く用いられる。1996年京都賞、2001年ラスカー賞、2007年ノーベル医学生理学賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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