マルサバ(その他表記)Mar Saba

デジタル大辞泉 「マルサバ」の意味・読み・例文・類語

マル‐サバ(Mar Saba)

パレスチナ地方の都市ベツレヘムの東約15キロメートル、ケデロンの谷を望む荒涼とした岩山にある修道院。5世紀後半、カッパドキア出身の修道士、聖サバスによりに創設。現在も女人禁制であり、古い慣習や生活様式が残っていることで知られる。聖サバス修道院

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のマルサバの言及

【ゴマサバ】より

…スズキ目サバ科の海産魚(イラスト)。体型がまるいのでマルサバともいう。その名のとおり体側や腹方に小黒点が散在する。…

【サバ(鯖)】より

…このうち,グルクマは熱帯系で沖縄以南に分布し,漁獲量も少ないため,ふつうサバといえばマサバとゴマサバを指す。両種は外観がよく似ており,別名マサバはヒラサバ,ゴマサバはマルサバといわれるように体型が異なること,またマサバは背部に黒色の波状紋があるのに対し,ゴマサバは体側と腹面に小黒点があることなどで経験的に区別はされるが,外形からは判別が困難な場合もある。厳密には,背部の背びれをささえている骨の数がマサバでは16以下,ゴマサバでは17以上,第1背びれの棘(きよく)数がマサバでは10以下,ゴマサバでは11以上などにより区別される。…

※「マルサバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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