マルテンス,G.F.von(読み)まるてんす

世界大百科事典(旧版)内のマルテンス,G.F.vonの言及

【国際法】より

…また,科学的思考の発達により,国家の慣行の集積によって形成された慣習法や国家間の明示の合意である条約に基礎を置く実定国際法体系が確立されるようになった。この時代に活躍した学者のうち,ドイツのS.プーフェンドルフは初期の自然法的国際法の理論を引き継ぐ形で国際法体系を発展させたが,ドイツのC.ウォルフ,E.deバッテル,G.F.vonマルテンスなどは,実定法の立場から,国家の合意に基礎を置く国際法体系を築いていった。 このような国際法の拡大と発達は,19世紀に入っていっそう顕著なものとなった。…

※「マルテンス,G.F.von」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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