マンガン・ブルー(その他表記)manganese blue

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マンガン・ブルー」の意味・わかりやすい解説

マンガン・ブルー
manganese blue

絵具の色名の一つ。ミネラル・ブルーともいう。 1935年頃に考案された新しい顔料で,青緑色のこの顔料は,製法によって緑みの強いものから紫みを帯びるものまでできる。二酸化マンガン炭酸バリウム硫酸バリウムを熱してつくったもの。顔料のままでは,空気中で吸湿酸化を起して暗色化するが,油で練り合せて絵具にすると,熱や光に強く,酸やアルカリにも強い,化学的にきわめて安定したものになる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む