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ミラージュ戦闘機 ミラージュせんとうきMirage

翻訳|Mirage

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ミラージュ戦闘機
ミラージュせんとうき
Mirage

三角翼 (デルタ翼) をもつフランスの超音速ジェット戦闘機。初期のミラージュ IIIは,ダッソー・ブレゲがマッハ2の高々度全天候迎撃機として開発,1956年 11月に初飛行した。ヨーロッパ製の航空機として初めて音速の2倍を突破,1967年の六日戦争 (第3次中東戦争) ではイスラエルのミラージュ IIIC戦闘機が,アラブ連合のミグ MiG-19,ミグ MiG-21などに対して圧倒的な優勢を示した。量産機はフランスばかりでなくスイス,ベルギー,ギリシア,南アフリカ共和国,エジプト,リビア,クウェート,パキスタン,アルゼンチン,ブラジルなど,アメリカ合衆国製,ソビエト連邦製に次いで多くの国で使用された。 IIIE型は,エンジンが SNECMA Atar9Cターボジェット (推力 6200kg) 1,乗員1,全長 15.0m,総重量 13.5t,最大速度マッハ 2.2,戦闘半径 1200km。武装は 30mm機関砲2のほか,ロケット弾,爆弾,対空ミサイルなどを装備する。ミラージュ IVAはミラージュ IIIをひとまわり大きくして,フランス初の核攻撃力をもたせたもの。 1959年6月に初飛行した。エンジンは SNECMA Atar9K (推力 6800kg) 2,乗員2,総重量 31.6t,最大速度マッハ 2.2,出撃半径 1240km。武装は核爆弾または通常爆弾,ミサイルなど。ミラージュ戦闘機はその後さらにミラージュ F1 (1966初飛行) ,ジャギュア (1967初飛行) ,ミラージュ 2000 (1978初飛行) ,ダッソー・ラファール (1986初飛行) へと発展する。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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