メディナデルカンポ(その他表記)Medina del Campo

改訂新版 世界大百科事典 「メディナデルカンポ」の意味・わかりやすい解説

メディナ・デル・カンポ
Medina del Campo

スペイン中央部,カスティリャ・レオン地方の都市。人口1万4228(1978)。周辺の農業地帯ティエラ・デ・カンポスの中心で,農産物の加工業,畜産業が盛ん。15世紀半ばには国際的交易金融の中心地で,市(いち)の開催で有名だった。16世紀初頭のコムネロスの反乱のとき,カール5世に反対する都市の一つとなった。ラ・モタ城(1440建設)はイサベル1世が好んで滞在し,ここで死去した。後年チェーザレ・ボルジアもここに幽閉された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 反乱

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む