モレク(その他表記)Molech

改訂新版 世界大百科事典 「モレク」の意味・わかりやすい解説

モレク
Molech

古代セム人が〈王〉を意味する種々の名で呼んだ神で,モレクは旧約聖書での呼称。旧約聖書によれば同神の祭儀は小児犠牲を伴い,これは周辺世界からイスラエルにも浸透して,ユダ王国の王アハズとマナセは国家の危機に際してその子を犠牲にしたという。ヤハウェ主義者たちはこの祭儀慣習を激しく攻撃し,律法で禁じた。なお,モレクなる名は,この神のヘブライ語名メレクに,ボーシェス(恥)の母音を重ねた蔑称新約聖書での表記はモロクMoloch。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 並木

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む