並木(読み)ナミキ

  • 姓氏

世界大百科事典 第2版の解説

道路の両側に一定の間隔をおいて列状に植えられた樹木。景観美化緑陰,防風,防火防音防塵などを目的とし,里程標とされることもある。市街地の場合は街路樹と呼ばれる。
[日本]
 奈良時代の759年(天平宝字3)に東大寺普照の奏状により五畿七道の駅路の両側に果樹を植えさせ,木陰旅人の休息場とし,木の実を食料とさせる官符が出ているのが街道の並木の始まりとされ,平安時代にも引き続き果樹が植えられている。

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世界大百科事典内の並木の言及

【道】より


【幹線網の確立】
 始皇帝は全国を統一して郡県制を施行するとともに,統一政策の一環として車の軌幅を同一にし,馳道と称する官道を建設した。道幅は50歩(約67.5m),地面より高く版築でつき固め,3丈(約6.75m)ごとに青松を植えて並木とするという壮大華麗なものであった。馳道は首都咸陽(かんよう)を中心に,東北は燕,東は斉,南東は呉・楚まで,秦に併合された諸国の主要都市を放射状に結び,従来から各国内にあった道路と併せ,その後の中国北方道路網の基幹となった。…

※「並木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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