ヤクシュ=ハイエム貧血(読み)ヤクシュ=ハイエムひんけつ(英語表記)Jaksch-Hayem's anemia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤクシュ=ハイエム貧血」の意味・わかりやすい解説

ヤクシュ=ハイエム貧血
ヤクシュ=ハイエムひんけつ
Jaksch-Hayem's anemia

幼児偽白血病性貧血チェコスロバキアに住んでいたオーストリア人医師 R.ヤクシュ (1855~1947) とフランス内科医 G.ハイエム (1841~1933) が 1889年に報告したもので,生後2~3年までの乳幼児にみられる症候群。高度の貧血,未熟赤血球の出現白血球増加症が認められ,肝臓や脾臓リンパ節が著しく肥大することが多いが,経過は一般に良好。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android