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白血球増加症 はっけっきゅうぞうかしょう leukocytosis

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

白血球増加症
はっけっきゅうぞうかしょう
leukocytosis

通常よりも白血球の数が持続的に多い状態をいう。好中球 (中性好性細胞) ,好酸球 (エオジン好性細胞) ,好塩基球リンパ球など,それぞれの増加症を区別する。一般に感染症があると白血球は増加する。

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百科事典マイペディアの解説

白血球増加症【はっけっきゅうぞうかしょう】

白血球増多症とも。白血球の数が正常な動揺値より病的に増加する症状。普通,血液1mm3中1万1000を超えるもの。各種感染症疾患にみられ,多くの場合好中球の増加が主体をなす。

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栄養・生化学辞典の解説

白血球増加症

 末梢血液中に白血球が増加した状態.

出典|朝倉書店
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家庭医学館の解説

はっけっきゅうぞうかしょう【白血球増加症 Leukocytosis】

[どんな病気か]
 健康な人の血液には、1mm3中に4000~9000個の白血球が含まれています。造血器(ぞうけつき)のがんである白血病(はっけつびょう)(「白血病とは」)などでも白血球が異常に増加しますが、造血器である骨髄(こつずい)は正常で、それ以外の原因があったり、とくに原因がみあたらないのに白血球が異常に増加した状態(類白血病反応(るいはっけつびょうはんのう)という)を白血球増加症といいます。
 増えた白血球の種類によって、好中球増加症、好酸球増加症、リンパ球増加症などに分けることができます。
■好中球増加症(こうちゅうきゅうぞうかしょう)
 好中球は白血球中もっとも多いものですが、これが血液1mm3あたり8000個以上に増えた状態です。白血球増加症ではよくみられるものです。
 原因でもっとも多いのは、細菌などの感染です。炎症、膠原病(こうげんびょう)(免疫のしくみとはたらきの「膠原病について」)、がん、ホルモンや代謝の異常、薬剤の使用などで増えるのは、好中球が免疫(めんえき)にかかわっているからです。そのほか、出血や造血器の病気のために病的に増えたり、物理的な刺激(温度、運動、けいれん)や精神的なストレスでも増えたりします。
■好酸球増加症(こうさんきゅうぞうかしょう)
 好酸球も異物の排除をになうもので、これが血液1mm3あたり450個以上になった状態をいいます。
 好酸球はアレルギーに関係しているといわれ、ぜんそくや鼻炎(びえん)、皮膚炎などのアレルギー性の病気、寄生虫感染、膠原病、肉芽腫症(にくげしゅしょう)などが、増加の原因になります。
 また、各種の悪性腫瘍慢性骨髄性白血病でも増加します。その他、原因がわからずに異常に増加するものは好酸球増加症候群(こうさんきゅうぞうかしょうこうぐん)として区別されます。
■リンパ球増加症(きゅうぞうかしょう)
 ある種の感染症で増えるほか、ある種の白血病によっても増えることがあります。
[治療]
 原因となっている病気を治療することが第一です。もとの病気が改善されれば、白血球数も正常にもどります。

出典|小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

白血球増加症
はっけっきゅうぞうかしょう

末梢(まっしょう)血液中の白血球数が、1立方ミリメートル中6600±1600の上限を超えて増加している状態をさすが、個人差や測定条件による変動が大きく、通常1万以上ならば確実に白血球増加症である。白血球は、血管中を循環しているもの、血管床に存在するもの、骨髄中に貯留されているもの、血管外に出て組織の中に入っているものなど、生体中のあちこちに存在しており、その全体量を知ることは不可能である。しかし血管の中を流れている分については、検査で測定できる。これは、骨髄でつくられたものがただちに血流に入ってきたもので、ほとんどの病気の重さと関係して変化し、その病気の経過とともに変動する。したがって、白血球増加症の検査は、日常の診断、治療上に欠かせない方法である。[伊藤健次郎]

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