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ユディト書 ユディトしょBook of Judith

世界大百科事典 第2版の解説

ユディトしょ【ユディト書 Book of Judith】

旧約聖書外典中の一書。内容は架空の戦記物語。アッシリア王ネブカドネザルの将軍ホロフェルネスHolofernesは,西方遠征中にユダヤ人の町ベトゥリア(架空の町?)を包囲した。陥落寸前,動揺する市民たちの中で,信仰深い寡婦ユディトが敢然と立ち上がり,敵陣へ赴き,美貌を利用してホロフェルネスを欺き,泥酔させて首をはね,アッシリア軍を敗退させ,町と祖国を救う。ユディトは〈ユダヤ人〉の女性形。民族意識高揚をねらった,前2ないし1世紀ごろの著作。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のユディト書の言及

【ユディト】より

…《ユディト書》に語られるユダヤの英雄的女性。ユディトとは〈ユダヤの女〉の意味で,象徴的性格の濃い伝説上の人物と思われる。…

※「ユディト書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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