美貌(読み)ビボウ

デジタル大辞泉 「美貌」の意味・読み・例文・類語

び‐ぼう〔‐バウ〕【美貌】

美しい顔かたち。「美貌の持ち主」

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精選版 日本国語大辞典 「美貌」の意味・読み・例文・類語

び‐ぼう‥バウ【美貌】

  1. 〘 名詞 〙 美しい顔かたち。きれいな容貌。多く、女性の容貌についていう。
    1. [初出の実例]「乃彼鄙人之意彌増妻之情而作斯歌嘆美㒵也」(出典万葉集(8C後)一六・三八〇八・左注)
    2. 「しら雪と見まがふばかりの好男美貌(ビバウ)」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉三)
    3. 「姉の美貌に惹かれて慕い寄って来る連中」(出典:プールサイド小景(1954)〈庄野潤三〉)
    4. [その他の文献]〔宋玉‐神女賦序〕

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普及版 字通 「美貌」の読み・字形・画数・意味

【美貌】びぼう(ばう)

美しい顔だち。楚・宋玉神女の賦〕須臾(しゆゆ)のに、美貌生し、(かがや)くことの如し。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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