ラマーディ(その他表記)Ar-Ramādī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラマーディ」の意味・わかりやすい解説

ラマーディ
Ar-Ramādī

イラク西部,アンバール県の県都。バグダードの西 96km,ユーフラテス川右岸に位置する。西のシリア砂漠メソポタミア平原との境界地帯にあり,バグダードからシリアヨルダンを経由して地中海にいたる砂漠横断ルートの門戸として栄えてきた。現在の町は 1869年ドゥライム族遊牧民の定着化政策の一環として建設された。南東ハッバーニーヤ湖 (貯水湖) に送るための取水堰堤が建設され,周辺の灌漑計画とともに,洪水時の水を調節する。人口 13万 7388 (1985推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む