基準値
陰性(-)
■関節リウマチの診断基準(米国リウマチ学会)
①朝のこわばり
②3領域以上の関節炎
③手の関節炎
④対称性関節炎
⑤皮下結節
⑥リウマトイド因子
⑦X線変化
関節リウマチの診断指標
リウマトイド(リウマチ)因子は、免疫グロブリン(→参照)のIgGを攻撃する自己抗体で、
確定診断できないときは生活指導
免疫学的手法によって測定され、正常なら陰性(-)です。この検査が陽性で、ほかの検査の所見や症状から関節リウマチが確定診断できれば、リウマチとしての治療と生活指導(十分な休養・保温・睡眠、調和のとれた栄養の摂取、適度な運動など)を行います。しかし、確定診断ができないこともあり、そのときは経過観察になります。この場合でも、慢性関節リウマチと同様の健康保持に必要な生活指導を行います。
疑われるおもな病気などは
◆陽性→膠原病:関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎(皮膚筋炎)など
その他:間質性肺炎、サルコイドーシス、肝硬変など
医師が使う一般用語
「アールエー」=rheumatoid arthritis(慢性関節リウマチ)の略RAから
出典 法研「四訂版 病院で受ける検査がわかる本」四訂版 病院で受ける検査がわかる本について 情報
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