ルベルティ改革(読み)ルベルティかいかく

大学事典「ルベルティ改革」の解説

ルベルティ改革[伊]
ルベルティかいかく

ローマ大学の学長であったルベルティ,A.(Antonio Ruberti, A.,1927-2000)は,1989年に正式に発足した教育・大学・科学研究省の大臣となり,同年大学に自治権を保証する法律,翌90年には大学における学習の権利と教育課程の再編成に関する法律などを発布した。ことに341法(イタリア)は,各大学に学則の起草権を与えるとともに,2年ないし3年で取得できる短期学位や,チューター制度を導入し,さらには教育課程の教科編成の決定権を大学に与え,正教授(イタリア)による講座占有権も廃止する画期的なものであった。1993年には政府が管理してきた各大学の財政支出と学生の登録料の賦課権を各大学に移管して,大学の自治権を強化するなど,きわめて革新的な改革を行った。
著者: 児玉善仁

出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報

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