レプティスマグナ(その他表記)Leptis Magna

デジタル大辞泉 「レプティスマグナ」の意味・読み・例文・類語

レプティス‐マグナ(Leptis Magna)

リビアの北西部、地中海沿岸にある古代ローマの都市遺跡近郊の港湾都市ホムスの東約30キロメートルに位置する。この地出身のセプティミウス=セウェルスが、ローマ皇帝に在位した193年から211年に全盛期を迎え、凱旋門がいせんもん・円形劇場・列柱回廊などが整備された。7世紀以降、都市は衰退し砂に埋没。遺跡の保存状態はよい。1982年「レプティスマグナの古代遺跡」の名で世界遺産(文化遺産)に登録。2016年、政情不安により危機遺産に登録。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 凱旋門

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む