ロビネ
ろびね
Jean Baptiste René Robinet
(1735―1820)
フランスの哲学者、文法学者。レンヌ生まれ。大臣秘書官、王室司法官を歴任する。1765年にボルテールの『書簡集』を無断刊行し、非難された。哲学的には、啓蒙(けいもう)主義時代の唯物論者の一人。主著『自然について』4巻(1761~1766)では、感覚論的かつ生気論的な唯物論を展開。物質分子にも感覚を認め、世界を生物の連続的進化からなるものと考えた。そのほか『フランス語文法』(1768)、『哲学論集』(1769)などがある。
[香川知晶 2018年8月21日]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ロビネ
生年月日:1735年6月23日
フランスの哲学者
1820年没
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
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