ローシ ジョバンニ・ヴィットリオ(読み)ローシ ジョバンニヴィットリオ(英語表記)Rosi Giovanni Vittorie

20世紀日本人名事典 の解説

ローシ ジョバンニ・ヴィットリオ
ローシ ジョバンニヴィットリオ
Rosi Giovanni Vittorie

07のオペラ演出家,バレエ演出家



国籍
イタリア

生年
1867年10月18日

没年
(没年不詳)

出生地
ローマ

学歴〔年〕
ミラノ・スカラ座付属バレエ学校

経歴
8歳でローマのポープズ・アポロ劇場の舞台を踏む。ミラノでE.チェッケッティに学ぶ。1901年ロンドンに渡りアルハンブラ劇場、ヒズ・マジェスティズ劇場でバレエ・マスターを務める。’12年帝国劇場の招きにより来日、帝劇歌劇部のオペラ指導にあたる。’13年清水金太郎主演の「夜の森」(ヘンゼルとグレーテル)、’14年高折寿美子主演の「蝶々夫人」など多くのオペラを日本初演するが、興行不振のため’16年帝劇歌劇部は解散。独立で赤坂ローヤル館を設立するがやはり興行は振わず、’18年の「椿姫」を最後に閉館。同年3月日本を離れてアメリカに渡った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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