ローマ帝政時代(読み)ローマていせいじだい

精選版 日本国語大辞典 「ローマ帝政時代」の意味・読み・例文・類語

ローマ‐ていせいじだい【ローマ帝政時代】

  1. 古代ローマ後半期の君主政時代。ローマ共和政末期の内乱時代の収拾者アウグストゥスが紀元前二七年プリンキパトゥス(元首政)すなわち実質上の帝政をはじめてから、三世紀末にディオクレティアヌスドミナトゥス(専制君主政)を敷き、三九五年の東ローマ帝国西ローマ帝国分離を経て、四七六年の西ローマ帝国の滅亡にいたる時代。前半期は「ローマの平和」を享受した時代、後半期は国運の衰退期。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む