日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
イギリスの詩人。ヘンリー8世の宮廷に仕え、スペイン大使などを務める。大陸のルネサンス文化にじかに触れて刺激を受け、サリー卿(きょう)とともにペトラルカの創始したソネット形式(十四行恋愛詩)を初めてイギリスに移植した。ワイアットにはイギリス土着の古い詩形の試みもあり、その詩業はイギリス最初の詞華集『トトルズ・ミセラニー』Tottl's Miscellany(1557)に収められた。
[河村錠一郎]
イギリスの詩人。ヘンリー8世の宮廷に仕え、スペイン大使などを務める。大陸のルネサンス文化にじかに触れて刺激を受け、サリー卿(きょう)とともにペトラルカの創始したソネット形式(十四行恋愛詩)を初めてイギリスに移植した。ワイアットにはイギリス土着の古い詩形の試みもあり、その詩業はイギリス最初の詞華集『トトルズ・ミセラニー』Tottl's Miscellany(1557)に収められた。
[河村錠一郎]
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