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ワイアット ワイアット Wyatt, Sir Thomas

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ワイアット
ワイアット
Wyatt, Sir Thomas

[生]1503. メードストン近郊アリントン
[没]1542.10.6. シャーバン
イギリスの詩人,外交官。Wyatとも記す。ヘンリー8世に重用され,外交使節として大陸諸国に派遣された。王妃アン・ブリンとのかつての関係から,またトマス・クロムウェルの同調者として 2度投獄された。

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ワイアット
ワイアット
Wyat, Sir Thomas, the Younger

[生]1521頃
[没]1554.4.11.
イギリスの軍人,反乱指導者。ケントの豪族の出。 1543年より数年間,フランスその他大陸で軍務に服し,帰国後,51年ケント長官。 53年メアリー1世スペインフェリペ2世の結婚に反対する反乱を計画し,翌年2月 3000の軍勢を率いてロンドンに迫ったが,失敗し処刑された。

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ワイアット
ワイアット
Wyatt, James

[生]1746.8.3. バートンコンスタブル
[没]1813.9.4. マールバラ近郊
イギリスの建築家。早くから才能を認められてイタリアに留学 (1762~68) ,帰国後まもなくロンドンのパンテオン (72,1937解体) を設計し一躍名声を博した。初め古典主義的様式を好み,ヒートン邸 (1772) ,オリエル・カレッジ図書館 (88) などを設計。

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百科事典マイペディアの解説

ワイアット

英国の発明家。初め指物(さしもの)師。L.ポールとともに紡績機の改良に従い,1738年ローラ延伸を採用した紡績機の特許を得た。この機械はのちジェニー機水力紡績機にとって代わられたが,産業革命における紡織機械の変革の起点をなすものとされている。

ワイアット

英国の詩人。外交官としてスペイン,イタリアなどに滞在。ヘンリー8世妃との関係を疑われて投獄されたこともある。外国文学の研究者で,ペトラルカソネット形式を英詩に移植した功績で知られる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ワイアット【James Wyatt】

1746‐1813
イギリスの建築家一族ワイアット家の代表的人物。スタフォードシャー生れ。ベネチアで建築を修め(1762‐68),帰国後壮大なドームをもつパンテオン(ロンドン,1772)の設計で一躍脚光を浴びた。《ヒートン・ホール》(マンチェスター近郊,1772),《ヘブニンガム・ホール》(サフォーク,1799)など古典様式のカントリー・ハウスを設計する一方,フォントヒル・アベー(ウィルトシャー,1807)などではゴシック様式を用い,〈ピクチュアレスク〉な表現を志向し,アダム兄弟チェンバーズWilliam Chambersをしのぐ名声を得る。

ワイアット【John Wyatt】

1700‐66
イギリスの発明家。リッチフィールドの近郊に生まれる。初め大工(指物師)を営むが,金属のせん孔旋盤の発明など機械の改良・くふうに才を発揮した。綿紡績においては,梳綿(そめん)過程ののち粗紡,精紡をおこない糸を作るが,その過程は引伸し,撚(よ)りかけ,巻きとりの三つである。それまでの紡車が,人間の手で粗糸を引き伸ばす作業を必要としていたのに対し,ワイアットは,1対のローラーの間を引っ張りながら糸を引きだすことにより,糸の引伸し工程の機械化を計画し,1733年に模型での試作に成功。

ワイアット【Thomas Wyatt】

1503?‐42
イギリスの詩人。ケンブリッジ大学卒業後,宮廷に入り,やがて外交官としてヨーロッパ各地におもむいた。イタリアを中心とするルネサンスいぶきをイギリスに伝えた功績は大きい。とりわけペトラルカソネットの翻訳や翻案からはじめて,イギリス・ルネサンスの抒情詩の隆盛の先駆けとなった点では,サリー肩を並べるとされる。しかし近年ではむしろワイアットの側に独創性や強い個性を見る傾向が強い。ヘンリー8世によって2度投獄され,なかでも王妃アン・ブーリンの愛人であったとする嫌疑をかけられた事件はよく知られるが,当時の宮廷の身分上の不安定さを語るエピソードであろう。

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世界大百科事典内のワイアットの言及

【はかり(秤)】より

…1669年にフランスのロベルバルG.P.Roverbalが考案したロバーバル機構をはかりに利用し,かさ物の計量に便利な上ざら式のはかりが1700年代に開発された。また重量物の計量に適するてこの組合せ機構がイギリスのワイアットJ.Wyattにより発明され,1831年にアメリカのフェアバンクスFairbanks兄弟は現在のものと同一の台ばかりを発明し,はかりの機能を飛躍的なものにした。同じころ,メートル条約にかかわる基礎技術が整備され,この中でキログラム原器との比較用の専用てんびんであるリュプレヒトRüprechtてんびんが開発され,精密さが1×10-8にも達した。…

【はかり(秤)】より

…1669年にフランスのロベルバルG.P.Roverbalが考案したロバーバル機構をはかりに利用し,かさ物の計量に便利な上ざら式のはかりが1700年代に開発された。また重量物の計量に適するてこの組合せ機構がイギリスのワイアットJ.Wyattにより発明され,1831年にアメリカのフェアバンクスFairbanks兄弟は現在のものと同一の台ばかりを発明し,はかりの機能を飛躍的なものにした。同じころ,メートル条約にかかわる基礎技術が整備され,この中でキログラム原器との比較用の専用てんびんであるリュプレヒトRüprechtてんびんが開発され,精密さが1×10-8にも達した。…

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