ワツナギソウ(輪繋草)(読み)ワツナギソウ(英語表記)Champia parvula

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワツナギソウ(輪繋草)」の意味・わかりやすい解説

ワツナギソウ(輪繋草)
ワツナギソウ
Champia parvula

紅藻類ダルス目ワツナギソウ科の海藻潮間帯の岩上に着生するが,しばしば他の海藻にも巻きついている。太さ 0.5~1mm,長さ5~10cm,軟らかい膜質で,主軸からよく発達した枝が何本も出てその先端鉤形になっている。またさらにその枝には短い枝が分出している。日本オーストラリア大西洋に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android