法則の辞典 「ヴィーン効果」の解説 ヴィーン効果【Wien effect】 電解質溶液に強電場(104 ~ 105V/cm)をかけると,オームの法則*からの偏移が起きて,イオンの移動速度が大きくなる現象をいう.強電解質溶液では緩和時間効果が減少して,イオン雰囲気を形成する余裕がなくなることであり,弱電解質では解離度が増加するためと考えられている. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報