AB A + B
の解離において,解離前のABの量を1 mol とすれば,平衡状態での各物質の量はABが(1 - α)mol,AおよびBはα mol となる.一般に気体の解離では低圧なほど,電解質溶液の解離(電離)では溶質濃度が希薄なほど,解離度は大となる.[別用語参照]オストワルトの希釈律
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…電離定数が大きいほど電離の程度は大きく,たとえば酸の電離定数が大きいほど酸として強い。解離平衡において,解離した割合を解離度といい,電離平衡の場合にはとくに電離度という。解離度は直接測定によって求められ,これから解離定数が求められる。…
…多くの電解質が水によく溶けてイオンに解離するのは,水和によるイオンの安定化のためである。電解質MXの溶液において,加えたMXの量から求めたMXの全濃度をc,溶液中で解離しているイオンM+(またはX-)の濃度をc′とするとき,MX全体に対するイオンの割合を示す量,すなわちα=c′/cをMXの電離度(または解離度)という。【玉虫 伶太】。…
※「解離度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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