20世紀西洋人名事典 「ヴォルフガングゲフゲン」の解説
ヴォルフガング ゲフゲン
Wolfgang Gafgen
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ドイツの版画家。
ハンブルグ生まれ。
ハンブルクとシュツットガルトの美術学校で学び、パリに移住し、ギャルリー・ジャコブにて初個展。その後、各地の版画展に出展する。第10回東京国際版画ビエンナーレ展に出品されたメゾチント作品「無題」「十字架」などで、日本でも注目された。対象の質感を執拗に追求した、スーパーリアリズム的描写を超えたものの実存をみつめる視点が鋭利である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報