法則の辞典 「ヴンデルリヒの法則」の解説 ヴンデルリヒの法則【Wunderlich's law】 以前に用いられた,熱型と熱経過に基づく腸チフスの診断基準.当初体温は上下を繰り返しながら漸次上昇し,第四病日に至って39.5℃ に達する.その後漸次下降を始め,第七病日に著明な解熱がみられ,以後渙散する. 現在ではこの基準は必ずしも有用ではないことがわかり,歴史的な「法則」となった. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報