著明(読み)チョメイ

精選版 日本国語大辞典 「著明」の意味・読み・例文・類語

ちょ‐めい【著明】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 非常にあきらかなこと。よく知れわたっていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其中能説聖人用心之極致、得親切著明者、莫善於焉」(出典:旱霖集(1422)瞽殺人論)
    2. 「その最も表然著明なるものにして、後人の教訓と為すに足れり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉四)
    3. [その他の文献]〔易経‐繋辞上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「著明」の読み・字形・画数・意味

【著明】ちよめい

明らか。〔易、辞伝上〕法象天地より大なるは(な)く、變四時より大なるはく、縣象なるは、日より大なるはし。

字通「著」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む