精選版 日本国語大辞典 「一ころ」の意味・読み・例文・類語 いち‐ころ【一ころ】 〘 形容動詞ナリ活用 〙① ( 「一度でころり」の意で、簡単に倒れるところから ) たやすく勝負がついたり、心が奪われたりするさま。〔隠語全集(1952)〕[初出の実例]「あれを聞くと、ほんとに人間の魂の孤独にふれた気がする。笹川ちゃんだって、一コロですよ」(出典:横断歩道(1956)〈井上友一郎〉むだ毛の夏)② マージャンで、ひとりだけがマイナス点になること。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例