一ッ屋敷新田(読み)ひとつやしきしんでん

日本歴史地名大系 「一ッ屋敷新田」の解説

一ッ屋敷新田
ひとつやしきしんでん

[現在地名]栄町一ッ屋敷新田

新堀にいぼり村の北にあり、元禄一一年(一六九八)の新田年号并枝村方角道法付(新発田市立図書館蔵)によれば、寛永七年(一六三〇)に開発立村し、新発田藩領として続いた。正保国絵図にもみえ、元禄郷帳では八九石五斗余。安永六年(一七七七)の大面組郷帳(榎本善一郎氏文書)によると、大面町おおもまち村を親村として開発され、田一一町二反余・畑八町九反余、定納石六〇石七斗余、山直銀一四匁六厘、家数二二(本家七・名子家四・間脇家一一)・人数一五一、漆木七、御蝋実五貫二〇匁、橋一、社二、社免畑一反一五〇歩。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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