精選版 日本国語大辞典 「一も二も」の意味・読み・例文・類語
いち【一】 も 二(に)も
- ( 「一でも二でも」の意から ) 他の事は考えず、その事だけが頭にあるさまをいう。すべて。なんでも。「一も」と「二も」の間に語句の入る場合もある。一にも二にも。
- [初出の実例]「一も二も明し合ふたる姉分のお霜へ」(出典:かくれんぼ(1891)〈斎藤緑雨〉)
- 「一とかど立派な日本人のつもりでゐる人が、一も西洋、二も西洋なんですからね」(出典:古い玩具(1924)〈岸田国士〉二)
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...