一乗の文(読み)いちじょうのもん

精選版 日本国語大辞典 「一乗の文」の意味・読み・例文・類語

いちじょう【一乗】 の=文(もん)[=妙文(みょうもん)

  1. 仏語一乗真実の教えを説く経文のこと。主として法華の経文。
    1. [初出の実例]「已(すで)に未(いま)だ習はざる千年の役(やく)を終へぬ、儻(たまたま)逢ひ難き一乗(イチジョウ)の文(モン)を得たり〈慶滋保胤〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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