デジタル大辞泉 「一分の家」の意味・読み・例文・類語 いっぷん‐の‐いえ〔‐いへ〕【一分の家】 《Dům U Minuty》チェコ共和国の首都プラハの中心部、旧市街広場にある建物。旧市庁舎に隣接する。15世紀にゴシック式で建造。16世紀に改築され、同国におけるルネサンス式集合住宅の典型的な作例となった。ファサードにはスグラフィット(漆喰しっくいを重ね塗りして削り落とす技法)による装飾が施される。19世紀末に小説家カフカが両親とともに居住した。名称は「小さく刻んだもの」の意で、かつてここで販売された刻みタバコに由来する。ミヌタ館。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例