旧市街広場(読み)きゅうしがいひろば

世界の観光地名がわかる事典 「旧市街広場」の解説

きゅうしがいひろば【旧市街広場】

チェコの首都プラハにある広場。9世紀から交易地として栄え、市場などが並んで市政の中心地だった。広場の中央には、15世紀にローマ教会堕落を激しく批判したため、異端者としてここで火あぶりの刑に処せられた聖職者、ヤン・フスの像が建っている。また、有名な時計塔は、針が回るのではなく時計盤が回る不思議な時計である。正時になると鐘が鳴るが、時計の上にある窓から人形が回りながら出てきて、時計の隣にいる骸骨が持つ鈴を鳴らす、という仕掛けになっている。広場でひときわ目を引く建物は、2つの尖塔が特徴的なティーン教会で、1365年に建設された。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android