世界の観光地名がわかる事典 「旧市街広場」の解説 きゅうしがいひろば【旧市街広場】 チェコの首都プラハにある広場。9世紀から交易地として栄え、市場などが並んで市政の中心地だった。広場の中央には、15世紀にローマ教会の堕落を激しく批判したため、異端者としてここで火あぶりの刑に処せられた聖職者、ヤン・フスの像が建っている。また、有名な時計塔は、針が回るのではなく時計盤が回る不思議な時計である。正時になると鐘が鳴るが、時計の上にある窓から人形が回りながら出てきて、時計の隣にいる骸骨が持つ鈴を鳴らす、という仕掛けになっている。広場でひときわ目を引く建物は、2つの尖塔が特徴的なティーン教会で、1365年に建設された。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報