精選版 日本国語大辞典 「一弁の香」の意味・読み・例文・類語 いちべん‐の‐こう‥カウ【一弁香・一瓣香】 〘 名詞 〙 形が花弁に似た一つまみの香。禅僧が人を祝福し、また人を敬う時に用いる。[初出の実例]「国師一瓣の香を拈(ねん)じて、『今上皇帝聖躬万歳』と祝し給へば」(出典:太平記(14C後)二四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例