一括受入(読み)いっかつうけいれ(その他表記)block accession

図書館情報学用語辞典 第5版 「一括受入」の解説

一括受入

資料受入の際,資料群を一つのまとまりとして処理し,その中の資料を個別に扱わない方法.資料群の中は,一連番号を付与する.郷土資料行政資料古文書,古記録類,特殊コレクションなどのように,それを構成する資料を個々別々に独立して受け入れ,整理し,利用に供するよりは,一つの資料群として一括して扱うのに向いた資料を処理する方法である.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android