一指を染める(読み)イッシヲソメル

デジタル大辞泉 「一指を染める」の意味・読み・例文・類語

一指いっし・める

物事にちょっとかかわる。
不義非道な色事には、一指をだに染めることをしなかった」〈菊池寛・藤十郎の恋〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一指を染める」の意味・読み・例文・類語

いっし【一指】 を 染(そ)める

  1. 物事に、ちょっと関係する。ほんの少し手を出す。
    1. [初出の実例]「不義非道な色事には、一指をだに染めることをしなかった」(出典:藤十郎の恋(1919)〈菊池寛〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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